今回はNotch(3DCG)+AE(コンポジット)について書いてみます。
全行程Notch縛りは前回記事参照↓
リアルタイムツール「Notch」でプリレン映像制作日記01

<目次>
Notch (3DCG)+AE (コンポジット)
前回と同じく渋谷ハルさん主催のApexイベント
「Vtuber最協決定戦」告知映像について解説してみます。
3DアブストラクトのみNotchで作り、AEでマスクやコンポジット、細かい音ハメを作りこんでいます。
1.イントロ テキスト&ロゴ
Notch Textノードを使用。日本語OK。
ライトとスモーク感がいい感じに出るのが好き。
ここまでカメラワーク含めNotch。
2.タイトルアニメーション
アブストラクト素材のみNotchでレンダリング。
以下AEによる作業。
文字には2Dタイトルロゴデータを使用。(ロゴ制作:柊椋さん )
Notch3D素材をシェイプレイヤーで切り出し、タイトルと3Dをあえて分ける構図を作る。
ロゴと馴染ませ且つ、2Dデザインの一部として扱うような表現方法です。
赤と白の対比、統一感のある配色でコンポジット。
3.大会概要説明シーン
同じくアブストラクト素材のみNotch。
以下AEによる作業。
AEのテキストで気持ちよいタイポグラフィを作る。
日付等重要な情報にはインパクトのある動きを意識。
※Notchの3Dのみ↓(リアルタイムレンダ)AE未調整
使用感・まとめ
・AEのマスク切り、シェイプレイヤーによる2D表現が圧倒的に楽。
・AEテキストアニメーションはやはりすごい。調整が自由自在。
・結局「慣れ」に勝るものはない。
・書き出しが高速なNotchは3D素材としてのポテンシャルが非常に高い。
修正、差し替えがスーパー高速。
・プリレン案件の場合、Notch(3DCG)+AE(コンポジット)がベストかも。 ※あくまでもプリレンの場合
・今後AEの階層式プリコンポーズが実装されるとNotchはもう1段階進化する。 (公式に要望出しているので気長に待ちましょう。。。)
・当初Notchがなぜここまで高速なのかと疑問だったが、最近はなぜAEが重いのか疑問が絶えなくなってきた。
・GPUをもっと使ってくれAE。
・AEがリアルタイムになれば世界は救われる
#映像制作 #モーショングラフィックス #ビジュアルプログラミング #Notch
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Shuhei Maeta aka VISLIM
フリーランス テクニカルアーティスト / XRディレクター/ モーショングラフィックスデザイナー Mail : shu1053akn@gmail.com Twitter : https://twitter.com/shu1053 Qiita : https://qiita.com/Shuhei_Maeta
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